2019年02月12日
チェコの飛び出す絵本 ヴォイチェフ・クバシュタ

チェコのヴォイチェフ・クバシュタの絵本は
うちには全部で18種類(24冊)ありますが
こちらはまだ紹介していなかったですね。
「クレバー・キャッシー」
ストーリーは
うーん…これちょっと微妙(笑)
おおまかな内容
貧しい家庭に生まれたキャッシーは
頭の回転も速く美しい女性。
ある日キャッシーと父親は畑で金の乳鉢を発見します。
気難しい王様の性格を知っているキャッシーは反対しましたが
心優しい父親は王様に献上します。
キャッシーの予想通り
乳鉢とセットになっているはずの金の乳棒が無い!
隠しているんだろう!?と王様は難癖をつけ
父親を牢屋にいれてしまいます。

父親を助けようとするキャッシーに
意地悪な王様はわざと難題を与えますが
機転がきく彼女は王様のトンチも難なくクリア。

王様に見初められ妻に迎えられます。
(この王様ほんとへりくつ並べるのが好きな
あんまり性格のよくない人。
キャッシーはよくこんな人のところに嫁いだなと思うのですが^^;
王様ですから大富豪。笑)
女王になってからも
頭の回転が良いのは国民に知れ渡っていたキャッシー
王様が解決できなかった、農夫同士のいざこざ。
意地悪な農夫に子馬を取られ困っていた一人の農夫に
キャッシーは知恵を貸します。

でも、王様に
こんなに頭の良いのはキャッシーだとすぐバレて
(俺にたてつくのか?と言わんばかりに)
キャッシーは破談を宣告されます(@@;)
でも、王様は最後の情けで
キャッシーが大切にしているものをひとつだけ
城から家に持ち帰ることを許します。
壷いっぱいのお金?
高価な宝石?
美しいドレス?
いいえ
キャッシーが持って帰ったものは…
これでした(反射して見えにくいですが)
↓

爆睡中の王様(笑)
家来達に頼んで
こっそりキャッシーの実家に運んだのです。
目が覚めると
王様は何が起こったのかとびっくり。
キャッシーにとって
一番大切なものは王様だったのです^m^
やはり女王はキャッシーしかいない!と
王様は惚れ直しましたとさ。
単純な王様(笑)
Posted by aiai_pop-up at 08:22
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